夏を乗り切る!水出し緑茶パックの楽しみ方
01
750ml~1000mlボトルパターン
①750ml~1000mlの水が入るボトルに水出し緑茶パックを2つ入れる
②常温の水をボトルいっぱいにそそぐ
③冷蔵庫に入れ、3~4時間ほど待つ
※味が薄い場合、ボトルを軽く振ってからお楽しみください。
02
350ml~500ml水筒(魔法瓶)パターン
①350ml~500mlの水が入る水筒に水出し緑茶パックを1つ入れる
②常温の水をボトルの三分の二ほど注ぎ、15分ほど置いておく
③一度ボトルを振ってから、水がボトルいっぱいになるくらいの水と氷を入れる
④さらに10分~15分待って、ボトルを軽く振ったら飲み頃!
03
200ml~250mlグラスパターン
①大きめのグラスに水出し緑茶パックを1つ入れる
②150ml~200mlの常温の水を注いで10分置く
③ティーバッグを入れたまま、グラス一杯に氷を入れる
④氷を入れてさらに10分~15分ほどで飲み頃!(氷が半分溶けたぐらい)
※味が薄い場合、マドラーなどで軽くかき混ぜてからお楽しみください。
※注記※
●氷を使って作る際、結露による水濡れにご注意ください。
●上記1・2はペットボトルのミネラルウォーターに水出し緑茶パックを直接入れる形でもお楽しみいただけます。その場合水出し緑茶パックを入れ、常温で30分ほどお待ちいただいてからしっかりと振ってお楽しみください(30分を待つ間にも一度振っておくと、よりクリアな味をお楽しみいただけます)。
●水出し用ティーバッグは入れたままでも問題ありません。味の強さ、カフェインなどが気になる際は、常温保存の場合は投入後1~2時間後をめどに取りだしてください。
●『常温の水』は夏場の水道水程度の温度を想定しています。味が出づらい場合、ぬるま湯程度まで少しだけ温めた水をお使い頂ければ、苦みを含めてより味わいの強いお茶をお楽しみいただけます。
●水出し冷茶を常温で持ち運ぶ場合、当日中にお召し上がりください。冷蔵庫で保存する場合、作った後2日以内を目安にお召し上がりください。
04
急須などを使い、お湯で淹れるパターン
①急須の中にティーバッグを入れる
②お湯を180~200mlそそぐ
※熱湯であれば苦みが、湯冷ましして70度程度のお湯であれば甘みが引き出せます
③1分ほど抽出する
④湯呑に回し注ぐ
狭山茶農家 ささら屋の狭山茶の淹れ方のコツ
ささら屋のお茶は茶葉としては寒冷地で育成されるため、他産地よりも甘味・うまみが強いお茶です。
好みによって淹れ方の理想は変わりますが、狭山茶の持つ甘味、うまみを活かすための淹れ方を、簡単にご紹介します。
01
2人用(約280ml)の急須で、茶葉は約5g。
狭山茶は『色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でトドメさす』
と謳われるほど、味わいの強いお茶です。
そのため、通常の茶葉よりも少なめでも、十分にお茶の味を楽しめます。
02
しっかりとした苦みを楽しみたい場合、お湯は沸きたてで。
うまみ・甘みを引き出したい場合、お湯は70℃程度に冷まして。
狭山茶は、うまみ成分のテアニンが相対的に多いお茶です。
テアニンは低温でじっくり蒸らす事でしっかりと抽出されるため、うまみを活かすにはやや低めの温度のお湯で蒸らします。(※一般的なお茶の抽出の適温は70℃~90℃と言われます)
また、高温で蒸らすとカテキン成分がより多く抽出されます。
つまり苦みを抑えたいなら低温で、苦み・健康効果が欲しい場合は高温で淹れるのが一般的です。
03
蒸らしの時間は低温で1分程度。
沸きたてのお湯なら、30秒ですっきりと。
狭山茶のうまみ成分のテアニンは、低温でゆっくりと抽出するのがポイントです。前述の通り、低めの温度のお湯で淹れる際は、少し長めに蒸らすことを意識してみてください。
他方、お茶の渋み・苦みを楽しむために高温で淹れる際は、急須の蓋をしめて30秒程度でさっと淹れてみてください。
04
注ぐ際は、最後の一滴まで
日本茶を注ぐときは、お茶の濃さが均一になるよう複数の湯呑に回し淹れます。
最後の一滴にお茶の命が宿るとも言われますので、急須のお茶は最後まで注いでください。
また狭山茶は味が強いため、やや熱めのお湯で2煎目を淹れると、十分味わい深いお茶を楽しめます。
煮だし冷茶の作り方
ささら屋のお茶は、湯呑に『熱いお茶』として提供してももちろんおいしいのですが、夏に嬉しい冷茶の形でも、その魅力を光らせます。味の良さを求め、実際にささら屋で冷茶を作る際に取っている方法を、簡単にご紹介いたします。
01
まずは、急須にお湯でお茶を淹れる
お茶の栄養分は、茶葉の細胞壁を熱湯で破壊することでより濃く、抽出することが出来ます。
冷茶を作る際も、最初から水に茶葉を入れるのではなく、まずは沸騰したお湯で抽出して下さい。
02
お湯で淹れたお茶と茶葉を冷ます
①で淹れたお茶と茶葉を急須に入れたまましばらく置いて、常温まで冷まします。
※熱湯のまま水出し用のボトルに入れると、ボトルが割れてしまう可能性があるので、ご注意ください。
03
冷ましたお茶・茶葉を水出し容器に移す
②で冷ましたお茶とお茶の葉を水出し茶用のボトルに移し替え、そこにボトルいっぱいの冷水を加え、そのまま冷蔵庫に入れます。
04
氷を入れて、透明のグラスで
少し『にごり』のある、狭山茶本来の成分がきちんと抽出された、水出しさやま茶の完成です。
透明のグラスに注いで、じっくりとお楽しみください。