例年より遅い5月9日を皮切りにスタートとなり、さらに5月は雨が多かったこともあってなかなか進みの遅かった2020年度の新茶の収穫。
ようやくではありますが、5月22日の金曜日をもって、ささら屋も無事に終了しました。
今年は初めて『乗用摘採機(てきさいき)』を導入しての収穫だったこともあり、いつもの可変式(2人で手で持って収穫する機械)との勝手の違いに戸惑う部分もありましたが、大きなトラブルもなく、きちんと茶葉を収穫できたことに、まずはほっと一安心です。
因みに、ささら屋では、収穫した茶葉の過半を地域の組合製茶さんに納品し、その残りを先々代より長きにわたって懇意にさせて頂いている『手塚園』様で荒茶に仕上げていただいています。
さっそく、今年できあがった荒茶を味見してみたのですが…!
2020年度のささら屋の新茶、苦みと渋みの効いた、いい意味でインパクトのある味わい深いお茶になってくれたようです。
やはり、同じ茶畑でも気象条件や収穫日の条件など、色々な要素で味わいや香り、色あいがかわってくるのが日本茶(緑茶)の奥深く、面白いトコロ。ワインのボジョレー・ヌーヴォーのように、「今年のささら屋のお茶はどうか?」と楽しんでもらえたら、嬉しい限りです(*^^*)
今後、荒茶を『製品茶』に加工するとまた一段階洗練されたお茶になり、味のインパクトも変わってくるので、今年の製品茶をお届けできるようになったら、ぜひ『ささら屋2020年度 新茶』を試してみて下さいね!
Comments