今年も残すところ、あと僅かとなりました。
もう多くの方が言及されていますが、今年は本当に人類史に残る大変な年になり、我々も色々と壁にぶつかることの多い一年でした。
他方で、こうした事態になったからこそ気づかされたことも多く、ことに自分達がどれだけ多くの方の支えのお陰で茶業を営めているのか、そのことは例年にも増して強く感じ入るものがありました。
この場をお借りして、まずは関わって下さるすべての皆様に、心からの感謝をお伝えしたいと思います。
一年間本当にありがとうございました。
さて、我々は家族経営でまだまだ規模も小さく、牛歩で進んでいるような、小さな茶農家です。
そんな小さな農家が「生業(なりわい)」として、農業を続けていく道を探す旅も、いよいよ来年は3年目に突入します。
狭山茶の持つチカラで、働く人たちの心と体を守ること。
茶葉から淹れる日本茶の多様な個性を守ること。
地元の入間市宮寺をはじめ、自分たちと同じような小さな農家の存続を守ること。
代々中村家として営んでいた茶業を「狭山茶農家 ささら屋」として立ち上げ直すときに掲げたこの3つの想いを引き続き心の真ん中に置き、一人でも多くの方に喜んで頂けるような『お茶』を作り続けていきたいと思います。
来年も『新たな挑戦』と『基盤となる茶園管理』の両軸を疎かにしないように家族みんなで頑張りますので、どうか皆様、来年も私ども狭山茶農家 ささら屋を宜しくお願い致します。
狭山茶農家 ささら屋
代表
中村勝雄
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