お茶も農作物である以上、当然年度によってその個性に違いがあります。
前年度の茶園の管理状態や気候環境。
収穫直前の気温の変化や雨量、それに伴う茶葉の品質や芽の伸び具合。
そして、摘み取りのタイミングや技術、荒茶加工・仕上げ加工の方針 などなど――。
上に書いた以上にたくさんの要素が総合的かつ複雑に絡み合って、『その年度のお茶』ができあがるのです。
いわば、ワインの『ボジョレーヌーボー』のように、とある農家の同じ畑のお茶葉でも、実は年度によって見せてくれる表情は違うもの。
それは、私たちの考えるお茶の面白さの1つでもあるわけです。
狭山茶農家 ささら屋では、そんな年度による個性の違いも各商品ラインナップに反映されるようシングルオリジンをベースにお茶を皆さまにお届けしています。
ですので、折角の新茶シーズン、次回から全5回に分けて、2021年度 狭山茶農家 ささら屋のお茶の個性をご紹介していきたいと思います!
第1回:のどか ~やぶきたシングルオリジン煎茶~
第2回:いぶき ~さやまかおりシングルオリジン煎茶~
第3回:さくや ~やぶきた×さやまかおりブレンド煎茶~
第4回:かえで ~さやまかおりシングルオリジン 狭山の和紅茶~
第5回:ひより ~一番茶から作ったお番茶~
▼去年度もご用意した茶葉の違い比較サイト ~情報更新中~
もちろん、同じ商品名でお届けする以上、「品質」という側面では一定以上の水準を満たす必要があることは言わずもがな。
その努力の結果生じてくる毎年の個性の違いを、ぜひおもしろおかしくご覧になって、そして実際に飲み比べて頂ければこれ幸いです(*^^*)
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